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タイランドからの便り

1年以上
バンコクの中で最も好きな一つの地域を挙げるとすれば、それは20年以上
前の自分が始めて降り立った旧市街とも言える地帯、つまり、ファラムポーン
グ駅の西側にある運河を越えた一帯を筆頭に挙げます。

初めて泊った宿であるスィークルング・ホテル、約5分ほど北西方向に歩いた
地点にあったジュライ、楽宮、さらには7月22日ロータリー一帯の風景など、
どれをとっても私にとって古ぼけた一枚の絵となって鮮明に脳裏に焼きついて
います。

私の手元にある昔の旅日記を紐解いてみますと、当時のスィークルング・ホ
テルの宿泊代は一泊400バーツであったようです。それが高いのか安いのか
見当もつかないほどに純真無垢であった私は、深夜の時間に見知らぬ駅に
到着した緊張感と疲労感もあって、一切値切ることなく宿の主人が口に
した定価でザックを下ろしました。

宿の階下にある簡易レストランで、夜食代わりにカーゥパットを食べ、ペプシ
コーラ込みの値段として35バーツであったことが当時の私の筆跡で綴られて
います。

当時は、まだ駅の東側にある高速道路を建造している最中でした。夜食を
食べて小腹が満たされた私は、夜のラーマ4世通りを散歩に出かけたようで
すが、深夜であると言えどもあまりにもの車の多さに翻弄され、約500メート
ル先にあるプラナコーン交差点脇の屋台で揚げバナナを5バーツ買って、
そそくさと宿に引き上げました。安宿の一室の薄暗い電球の下で、たった今
買って来た揚げバナナを一つ、また一つと齧りながら、当時の私は何を考えて
いたのでしょうか。旅日記の中にはその部分の記載がありませんが、20年後に
私がこの街で暮らすことになろうとは、夢想だにしなかったことだけは確かです。

ファラムポーング駅脇の運河。クリックすると1280*960で拡大表示されます。昨日、ラーンルワング通り
にあるタイ国際航空の
支店まで出かけた帰り、
ちょっとだけ寄り道をし
てスィークルング・ホテ
ルの前の通りを歩きま
した。宿の目の前の運
河脇の土手には赤や

ピンクの花が咲き、その花が咲いている先には夕方の陽に照らされるようにして、
ファラムポーングの駅舎が佇んでいます。

以前、夜の散歩の途中に幾度となく見かけたソムタム売りの色黒のおばちゃ
んが座っていた歩道脇には、無機的な地下鉄の駅ができ、駅前の安飯屋
街はかすかに面影を残す程度に小じんまりとした物になってしまいましたが、
運河脇の風景だけは20年の間、何一つとして変わっていません。

8月12日の王妃誕生日を前にして、駅正面には王妃の肖像画とタイ国旗、
それに水色の王妃旗が風に揺れ、その下を駅脇のバス停に発着する赤や
白や橙色のバスが、数分おきに通っています。そういえば、20年前に私が
初めて降り立ったバンコクの夜の街にも、今日と同じ風が吹いていたのかも
しれないな、と思ってみたりもしたのでした(了)。

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1年以上
サヤーム・スクエアのセンターポイント跡地に完成したデジタル・ゲートウェイ
Digital Gateway に行って来ました。

このコンプレックスの所有者は、パンティップ・プラザを所有する人物と同一で
あるということを過去に聞いていました。それゆえに、ある程度は魑魅魍魎と
したパンティップ・プラザの雰囲気をも併せ持つ物であると期待していたので
すが、その予想とは裏腹に、屋内の空洞感さえ思わせるほどにさっぱりとした
雰囲気になっていて、私にとってはかなりの部分において期待はずれのコンプ
レックスでした。

まず、扱っている商品はノートタイプのコンピュータ、デジカメ、ビデオ機器が
主であり、全部で7階建てになっている店内にはFujitsu、HP、Acerと
いうような各メーカーのブースがテナントとして入居している形です。そして、
扱っているノートタイプのコンピュータにおいても、その商品の特質上、完全
なるメーカーの純正PC、つまり一般的に呼ばれる「メーカー製のPC」にしか
すぎません。

試しに某社のブースにて「タイ語のWindowsの他に、日本語のWindows
も入れて、マルチOSにしてくれるようなサービスはあるのか。」と聞いてみますと、
「そのようなカスタマイズは、ここでは行っていません。」という返事でした。
どうやら、ここでは販売する製品のカスタマイズは一切受け付けていない
ようだとわかりました。

そのような主旨ですので、PCのパーツを扱っている店は一軒も存在していま
せん。つまり、自分でパーツを調達して来て、それらを使ってPCを組み立て
ようとする人にとっては、それほどには興味の対象となる物を扱っていません。

館内にはNortonのアンチウィルスソフトの純正品を扱っている店もありました。
製品により多少は値段が異なりますが、500〜700バーツの価格帯です。
純正品であるゆえ、それを高いと判断するか安いと判断するかは個人の
価値観によりましょうが、海賊版がパンティップ・プラザにて150バーツで販売
されている現状を鑑みれば、果たしてどれほどに売れる物であろうか、大いに
気になります。

なお、館内には元禄寿司やOISHIと言った日本飯屋のほか、館内の通路
脇でオープン形式にて営業しているカフェが多く存在します。BTSのサヤーム
駅からも直接に行くことができるため、むしろ、そのような食べ物関連の店の
集合体コンプレックスとして発展しそうな気がします。

サヤーム界隈を闊歩しているタイの若者にとって、PCやIT関連機器という
高額商品が、どれほどの興味の対象になっているかを考えますと、1年後
にはこのコンプレックスも、PCやIT関連機器ではなく、マーブンクローング4階
のような携帯電話の電脳ゾーンになっているかもしれません(了)。

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作者:トムヤム

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タイ語の基礎、音声学の解説、タイの日常についてのコラムとタイのコンパニオンの写真等。

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